兵どもが夢の跡

最近コンビニの恵方巻きが大量に廃棄されるのが問題視されていたけど、自分の家近くのスーパーマーケットでもそれに近い悲しい光景が広がっていた。

何かと言えば14日のバレンタインデー用に大量に仕入れられたチヨ子、つまりchocolateが投げ売りされていたんだよね。何が悲しいかって、何よりもこの後恐らく捨てられちゃうって現実もそうだけど、そのスーパーマーケットってお世辞にも利用客の層が高齢化していてバレンタインなら愛するじいちゃんに好きなぼたもちでも買って帰ろうかね〜なんて可愛いおばあちゃんが主なんだ

 

だからそもそもこのスーパーマーケットに仕入れられた時点でほぼほぼ負け試合が濃厚なのに戦いを挑まなきゃいけないチョコ達  擬人化するならば、田舎から集団疎開してきて、さあこれから明るい未来を切り開くぞと思ったら着いた先が砂漠だったみたいな

 

いや分かんないけどもしかしたらあのスーパマーケットは十分な勝算が組めるぐらい売れるのかもしれないよ?でも自分がそのチョコ売り場を見たときはリュックを背負った年の頃20歳ぐらいの純情男子がじっとチョコを見ていた以外誰もそのコーナーに近付いてなかた…( ゚д゚)オワタ

 

毎年お菓子メーカーも一定数売れちゃうからやめざるを得ないのかな  でも年々「リア充乙!爆発!3日以内にトラック追突しろ!」みたいな声が大きくなっている気がするんだけど気のせいか?そりゃ年々平均結婚が上がって未婚率も上がって草食男子が草生やして肉食女子デスピサロ並みに強くなっているこんな日本ではしょうがないとも言える。

 

でも一見先細りそうなバレンタイン商品業界も実は毎年進化しているらしい  何でも最近見かけるチョコの中には赤い色をしたものがキラキラ愛でいたしと輝いているけど、あれは一部がただの着色でもう一部は純粋な赤いチョコレートらしい  どういうことだってばよ?って思ったけど現在のチョコは原料のカカオの色を受け継いでいるから黒と茶色と白のチョコは着色無しでも作れるチョコレートで、とある海外の企業が赤い色味を持つカカオを作り出すことに成功した→その赤カカオ(アカカカオ≒オノノノカ)の専売特許をあのネスレが購入して一時期独占していたんだって

 

そんな進化を遂げているチョコ業界と反比例して現代のバレンタイン先細り問題に自分は第三者の神視点で見届けていきたいと思う  それでは最後に、反バレンタインの組合長みたいな南海キャンディーズ山里ちゃんの名言を締めの言葉としてお後がよろしいようで

 

「カカオから見れば地獄の日、こんなに仲間が死ぬんかい、カカオの仏滅でおなじみバレンタイン」